| CHAPTER−3 表輪列の分解 |
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ある意味メインです。ちゃんと順序を守って分解しましょう。
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スッキリした表輪列です。 |
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香箱受けと輪列受けが一体になったプレートを取り外します。 前にオーバーホールした人が、時計のことを分かっている人であれば、アガキを確保するためネジは強く締められていません。 |
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さらにネジを外します。
これは「余計なカットです」 |
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角穴車を取り外します。 |
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角穴車を取り外すときは、必ず香箱を指で押さえておいてください。押さえていないと、ゼンマイが巻かれている場合、ゼンマイに蓄えられた動力が一気に放出され、歯車やアンクルなどが痛んでしまいます。 指で少しずつ香箱を回して、ゼンマイの動力を空の状態にします。 |
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ゼンマイに蓄えられたパワーがゼロになったら、角穴車を取り外します。 |
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次に角穴車と香箱の逆転を防止している板コハゼを外します。 他とネジの形状が似ているので混同しないように気を付けましょう。 |
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これで輪列受け&香箱受けが外れました。 |
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「受け」が外れたので、歯車類を取り出していきます。 まずは、香箱を取り出します。香箱は「1番車」とも呼ばれます。 |
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秒針を回している4番車と3番車を抜くように取り外します。 |
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残るは2番車だけになりました。 |
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2番車を押さえている「押さえ」を外します。 |
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2番車押さえが外れました。 事前にツツカナを抜いておいたので、これで2番車は外れます。 ツツカナは2番車を固定しているのです。 |
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2番車はいつでも抜き取れるので、ガンギ車を取り出しましょう。 ガンギ車は繊細な部品なので、取り扱いに気を付けましょう。 ある意味、脱進機の心臓です。これが歪んだり欠損してしまうと、時計は正常に動きません。 |
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次にアンクルを取り外すために、アンクル受けを外します。 |
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アンクル受けが外れました。 |
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そしてアンクルを取り出します。 これも非常に繊細な部品なので気を付けましょう。さながら脱進機の脊髄といった感じです。 |
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そして2番車をスコーンと抜きましょう。繰り返しになりますが、ツツカナが付いたままだと、2番車は抜けません。 |
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そして、ツヅミ車を取り出します。 余談ですが、能などに使われる鼓に形状が似ていることから、この名前が付きました。 |
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完全に裸の表輪列です。 何の迷いもありません。潔いです。 |
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ここで一旦、地板を裏返し、ルビーショックを取り外します。 ルビーショックと言いましたが、「インカブロック」と呼ぶ人もいれば、「ショックアブソーバー」と呼ぶ人もいます。 これは「ルビーショック」です。 細いピンセットで金色の部分をクルクルと回していると、自然に外れます。 |
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外れました。非常に細かい作業なので、倍率の高いキズミを使って作業しましょう。 |
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ルビーショックを外した後です。 |
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これで完全に裸になりました。 |
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これが今まで分解してきた部品です。どれがどこの部品だったか、ネジだったかを忘れないようにしましょう。 でも、自分で分解すると意外と忘れないものです。 |