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CHAPTER−6
オイリングと表輪列の組み上げ

最も重要で機械の精度を左右する大切な部分です。

さてさて、本丸に移ることにします。
まずは、ホルダーで固定した際に、文字盤に傷が付かないよう、ライスペーパーを敷きます。


こんな感じになります。


順番はどうでも良いのですが、とりあえず2番車の入る穴にD−5を注しておきます。


香箱と香箱用グリスです。


米粒2粒分ほどのグリスを香箱に入れます。


香箱の蓋を閉めます。蓋がシッカリ閉まっていないために輪列が回らないということがよくあるので、確実に閉まっていることを確認しましょう。


四ツ割でゼンマイにグリスを馴染ませます。このとき、絶対に四ツ割を逆方向に回さないでください。香箱芯からゼンマイが外れてしまいます。


2番車を指し込み、香箱を置く位置にD−5を塗布します。
表輪列でもD−5は多用します。


2番車のカナにD−5を少量塗布します。


香箱を入れます。


巻芯にやや多めのD−5を塗布します。


ツヅミ車と巻芯を入れます。


ツヅミ車にもD−5を塗布します。


青い棒で指したホゾ穴はアンクルのホゾ穴です。ここには絶対にオイルが入らないように気を付けましょう。


輪列のホゾ穴にオイリングをしていきます。オイルの量は、キズミで穴石を見て、「あ、穴石にオイルが乗っている」という程度でOKです。注し過ぎは禁物です。


同様にガンギ車のホゾ穴にもオイリングを施します。


2番車押さえを取り付けます。


これは少々強くネジを締めても大丈夫です。


3番車を入れます。


4番車(秒針稼動車)を筒状になった2番車に入れます。


ガンギ車を入れます。
ガンギ車のホゾは非常に細いので、取り扱いには注意しましょう。


全ての歯車が入りました。


輪列受けを乗せます。


押さえ棒で輪列受けを押さえながら、全ての歯車のホゾがホゾ穴に入るように頑張ります。
うまくいくときは5秒でできるのですが、そうでないとうきは何十分も格闘するときがあります。


見事に全てのホゾがホゾ穴に入りました。


輪列受けのネジはあまり強く締めないようにしましょう。88%ぐらいの締め具合が理想です。強く締めすぎると歯車のアガキ(遊び)がなくなり、歯車が回りにくくなります。




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